サザエさん商店街にイメージ曲 海援隊・千葉さんが歌う

西日本新聞 ふくおか都市圏版

「海のお家」のレコーディングをする千葉和臣さん 拡大

「海のお家」のレコーディングをする千葉和臣さん

ケイタクの2人とレコーディングの話し合いをする千葉和臣さん(中央)

 漫画「サザエさん」誕生の地にちなんでメイン通りに「サザエさん商店街通り」の愛称がある福岡市早良区西新地区の5商店街が、イメージソングを制作した。作曲と歌を担当したのは、福岡市から巣立ったフォークグループ「海援隊」のメンバー、千葉和臣さん(67)。サザエさん一家のように幅広い世代のメンバーに親しまれるようにと作ったポップソングで、CD化も計画。地域の盛り上げにつなげる。

 曲のタイトルは「海のお家(うち)」。「頑固で怒りっぽい父さん 静かで優しい母さん」「このお家は大きなフネ 家族を乗せて進む」など、家族愛を表現した歌詞が軽快なメロディーに乗って流れる。今月11日に制作作業を終えた。

 曲作りのきっかけは、サザエさんを通じた交流だった。西新地区の商店街は、原作者の長谷川町子さんが東京で暮らした世田谷区の桜新町商店街と親交を続けてきた。2014年に「共同で何かをしよう」と、アイドルグループAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」をリレー方式で踊るプロモーションビデオを制作。「次はイメージソングを作ろう」と話が持ちあがった。

 西新商店街連合会の鳥巣勲会長(68)が東福岡高校の同級生だった千葉さんに相談したところ、作曲を引き受けることに。桜新町商店街のメンバーで、プロモーションビデオ制作で監督を務めたクリエイターの井上順雄さん(53)が歌詞を作り、制作が進んだ。

 「開放感のある福岡の海沿いをイメージしながら、誰でも覚えやすいような曲にすることを意識した」と千葉さん。レコーディングも福岡市内で行い、福岡を拠点に活動するアコースティックデュオ「ケイタク」がコーラスやアレンジを担当。ラジオパーソナリティーの鬼橋美智子さんもボーカルで参加している。

 完成した曲を聴いた鳥巣さんは「懐かしさを感じる温かい歌」と話し、井上さんは「感動して涙が出た」。曲は西新だけでなく桜新町でも流していく予定。千葉さんは「福岡のまちおこしのお手伝いをしていきたい」と語る。

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