北九州市のIR誘致トーンダウン 北橋市長「積極的に適地探さぬ」

西日本新聞 北九州版

 カジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致の是非を検討してきた北九州市の北橋健治市長は22日の定例記者会見で「市が積極的にIRの適地を探すことは考えてない」と述べ、誘致に対し「ニュートラル」としてきた見解からトーンダウンさせた。

 誘致を進める他都市との比較について、「共通するのは長い年月をかけ、市民理解の促進、経済界を巻き込んだ地元の機運醸成に相当取り組んでいるが、本市はそこまで至っていない状況だ」と説明した。

 市側は21日の市議会総務財政委員会で、海外のIR事業者から7月末に聞き取りを行った結果、「ニーズに合う候補地が見当たらない」と報告。北橋市長は「なんといっても候補地がなかなか見つからない現状は、この問題に対する大事な所見だと思う」と述べた。

 一方で「IR事業者から具体的な提案があった場合、現地案内、情報提供などは丁寧に行いたい」と一定の対応は継続する。市議会9月定例会での議論も踏まえ、あらためて考え方を表明する可能性も示唆した。

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