福岡の夏、連日熱帯夜 遅い梅雨明け一気に猛暑

西日本新聞 ふくおか都市圏版

福岡市の夏休みの天気 拡大

福岡市の夏休みの天気

 平年よりも遅い梅雨明け後、いきなり猛暑に突入した今年の夏。福岡都市圏では多くの小中学校で夏休みが始まった7月20日から8月22日までの34日間、日中の危険な暑さや連日の熱帯夜の影響で、熱中症の救急搬送が相次いだ。

 福岡県を含む九州北部の梅雨明けは昨年より15日遅く、平年より5日遅い7月24日だった。梅雨明けと同時に、太平洋高気圧と上層のチベット高気圧が日本付近で重なり、猛烈な暑さをもたらす「ダブル高気圧」状態に。同26日には太宰府市で36・0度、福岡市で35・0度など県内で今季初の猛暑日となった。

 福岡市では34日間のうち、最高気温35度以上の猛暑日は7日間、最低気温25度以上の熱帯夜は32日間。「災害級の猛暑」だった昨年の同期間(猛暑日11日間、熱帯夜33日間)には及ばないが、今年も8月3日に37・6度の猛烈な暑さを記録した。福岡市消防局によると、7、8月の熱中症の搬送者数は474人(22日現在)で、前年同期674人よりも3割減った。

 福岡管区気象台によると、厳しい暑さは、お盆の西日本を直撃した台風10号の通過を境に一段落。太平洋高気圧とチベット高気圧の勢力も次第に弱まり、23日には秋雨前線が九州付近まで南下し、秋の空気も感じられるようになってきたが、気象台は「9月以降も暖かい空気に覆われ、暑い秋になりそう」。市消防局は「引き続き熱中症に注意してほしい」と訴えている。

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