韓国の学生、日本企業に熱視線 釜山で説明会、盛況

西日本新聞 社会面

日本企業の就職説明会で、事業内容の説明を聴く韓国人学生ら=24日、韓国釜山市 拡大

日本企業の就職説明会で、事業内容の説明を聴く韓国人学生ら=24日、韓国釜山市

 【釜山・前田絵】日本での就職を目指す韓国人学生らを対象にした企業説明会が24日、韓国釜山市の釜山外国語大で始まった。日本企業約30社が参加し25日まで開催。日韓関係が悪化する中、2日間で650人以上の大学生らが参加する見通しだ。

 同大や釜山経営者総協会などの主催。主催者によると、韓国経済が低迷する中、地理的に近く、入社後の人材育成を重視する日本企業への就職希望者は多いという。開会式で同大の鄭起永(チョン・ギヨン)総長は「日韓の歴史は葛藤と競争と協力の繰り返しだ。葛藤と競争を乗り越えて協力関係をつくれば、日韓にとってプラスになる。両国のために頑張ってほしい」とエールを送った。

 会場ではITやホテルなどの企業がブースを設け、事業内容を説明したり、面接したりした。IT企業「TIS西日本」(福岡市)の担当者は「事業に日韓関係の影響はない。会社のグローバル化を図るため今年は外国人枠を設けた。2人以上は採用したい」。大学を昨年卒業し、就職活動中の金〓材(キム・ミンジェ)さん(27)=釜山市=は「両親は日本企業への就職を心配しているが、政府間の争いに国民が巻き込まれてはいけない」と話した。

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