鹿島で警官名乗る偽電話多発 高齢者狙い23日に12件

西日本新聞 佐賀版

 警察官を名乗る人物が「キャッシュカードが偽造されている」などと虚偽の電話をかけ、民家を訪ねてカードを盗もうとする詐欺未遂事案が鹿島市内で多発していることが鹿島署への取材で分かった。被害は確認されていないが、23日は夕方までに高齢者から12件の問い合わせが同署にあった。警察官などを名乗る手口の偽電話詐欺事件は県東部を中心に発生していたが、西部地域にも広がっていることが明らかになり、県警が注意を呼び掛けている。

 署によると、署員を名乗り高齢者宅を狙った偽電話は23日に発生、詐欺グループが特定の地域を集中的に狙っているとみている。「署員が自宅に来ると電話があった」など、署に問い合わせがあったケースは氷山の一角とみられ、署はパトロールを強化して不審な人物の割り出しに力を入れている。

 県内では7月以降、鳥栖市や佐賀市、白石町などで警察官をかたる電話の後、訪問した男がキャッシュカードを盗んで現金が引き出される被害があり、逮捕者も出ている。県警は「キャッシュカードや暗証番号の話をする電話があったら、電話を切ってすぐに家族や警察に相談してほしい」と呼び掛けている。

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