頭数抑制のためサルに避妊手術 高崎山自然動物園

西日本新聞 大分・日田玖珠版

 サルの出産数を抑制しようと、大分市の高崎山自然動物園は26日から30日まで、避妊効果がある薬を体内に埋め込む手術を行っている。

 手術の対象は、出産経験がある6歳以上の雌ザル30匹。皮膚の下にホルモン剤を埋め込むことで、4年ほど避妊効果があるという。

 26日午前には、職員やボランティアの大学生がC群の雌ザル2匹を捕獲。麻酔を使って眠らせた上で、背中の皮膚を切開し、ホルモン剤を埋め込んだ。手術したサルには生息域を把握するため、衛星利用測位システム(GPS)を装着して群れに戻した。

 発情期を迎える10月から3月までは、ほかの雌ザル30匹を対象に、経口避妊薬を継続的に投与し続けるという。

 園によると、出産抑制事業は、1500匹以上に増えたサルを800匹まで減らそうと2009年に始まった。昨年、サルの出現が不安定になる“ストライキ”問題を受け、大学教授らでつくる市高崎山管理委員会は本年度、目標数を再検討している。

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