小中学生考案のアイス完成 竹下製菓と2年がかり 甘くて酸っぱい「梅恋」

西日本新聞 佐賀版

 県内の小中学生が、アイスクリーム「ブラックモンブラン」で知られる竹下製菓(小城市)の協力を得てオリジナルアイス「梅恋」を完成させた。2年かけて味やパッケージを考案して試作を重ね、小城市産の梅を使った甘酸っぱいアイスに仕上げた。イベント来場者に提供して認知度を高め、店舗での販売を目指す。

 子どもの職業教育などに取り組むNPO法人「鳳雛塾(ほうすうじゅく)」(佐賀市)が竹下製菓に協力を呼びかけ、県の補助金を受けてアイスを開発する「SAGAアイスアカデミー」を企画。公募に応じた小中学生約20人や小城中の2年生144人が2017年夏に開発を始めた。

 小中学生は竹下製菓の竹下真由社長たちから商品開発やパッケージ作成について学び、17年11月にはアイス7案を県職員らにプレゼンテーションし、3案に絞り込んだ。さらに、試作品による市場調査などを踏まえて「梅恋」の開発を決めた。

 「梅恋」は、甘さと酸っぱさの絶妙なバランスが特徴。県産牛乳でつくったミルクアイスに、小城市の牛尾梅林で採れる梅のソースをかけた。2種類の味があり、酸味が強めの「赤梅」のパッケージには女性をあしらい、甘めの「青梅」には男性が描かれている。

 今月24、25日に佐賀市の総合体育館で開かれた「SAGAものスゴフェスタ」で、開発に携わった小中学生が協力金300円で「梅恋」を提供し、試食も行った。「甘酸っぱくておいしい」「梅の風味がアイスに合う」と好評だったという。

 「梅恋」の発案者で、パッケージのイラストも手掛けた小城市の香月葵さん(14)は「恋を連想できるように味やパッケージを工夫した。おいしいと言ってもらえてうれしい」。試食品を配った佐賀市の古賀祐大君(11)は「製品にするのは難しかったけど、楽しく作れた」と話した。

 梅恋は10月6日に佐賀市のアバンセで開かれる「まなびぃフェスタ2019」で試食ブースを出展する予定。今後も試食などを続け、当面はふるさと納税の返礼品の採用を目指す。

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