「食事したい人」「飲食店」「ごちそうしたい人」アプリでマッチング 子ども食堂の新モデル

西日本新聞 佐賀版

 みやき町は、スマートフォンのアプリを活用して、町内の高校生以下の子どもたちが特定の地元飲食店の料理を無料で食べられるサービス「みやき町子ども食堂」プロジェクトを始める。子どもたちに地元食材を身近に感じてもらうとともに貧困対策にもつなげたい考え。10月初旬にも同サービスを開始する予定だ。

 町とアプリ開発元のインターネットサービス会社「Gigi(ジジ)」(福岡市)、公益財団法人「佐賀未来創造基金」(佐賀市)の三者が16日、町コミュニティーセンターこすもす館(同町東尾)で連携協定を締結した。

 アプリ名は「ごちめし」で、食事をしたい人と飲食店、ごちそうしたい人の三者をマッチングする仕組み。ごちそうしたい人は、アプリ上で登録されている町内店舗のグループ「みやき町子ども食堂」に1口500円(別途手数料10%)を事前に入金する。町内外に限らず振り込める。

 飲食店側は入金額に応じて、来店した子どもたちに同プロジェクト用の特別メニュー(500~千円)を無料で提供する。

 町によると、現在までに町内5店舗の参加が決まっており、引き続き協力店舗を増やす意向。県内外にプロジェクトをPRして「ごちそうしたい人」を集める役割は同基金が担う。10月から来年3月までに町内で千食の提供を目指す。

 同日の締結式で末安伸之町長は「新たな子ども食堂の形としてモデルケースになれば」とあいさつ。同社の今井了介社長は「この取り組みを通して『ごちそうする喜び』や善意の交換が社会に広がれば」と期待を込めた。

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