中盤の難解な攻防が続く 将棋・王位戦第5局2日目

西日本新聞 夕刊

 将棋の豊島将之王位(29)=名人=に木村一基九段(46)が挑戦している第60期王位戦7番勝負(西日本新聞社主催)の第5局は28日午前9時、徳島市の渭水苑(いすいえん)で再開し、指し継がれた。

 両対局者が指し掛けの局面を再現した後、立会人の谷川浩司九段が豊島の封じ手(83手目)を開き「2四歩」と読み上げて2日目の対局に入った。

 封じ手は控室の候補手の一つで、飛車先を軽くしながら3四歩と攻める含みも残している。豊島はさらに5九金(85手目)と当たりの金をかわす。対する木村は5七馬(86手目)と活用。中盤の難解な攻防が続いている。副立会人の武市三郎七段は「封じ手は決戦に備えた突き捨て。形勢は難しく、ここからの駆け引きがポイントになりそうだ」と話した。

 ここまでの成績は2勝2敗。どちらがタイトルに王手をかけるか。勝敗は28日夜までに決まる見込み。対局の模様は西日本新聞ホームページで速報している。

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