日韓海峡会議「予定通りに」 小川知事「こういう時こそ」

西日本新聞 ふくおか版

 日韓関係の悪化を巡り、小川洋知事は28日の定例会見で、「人と人、地域と地域の交流が国同士の信頼関係の基礎をなす」と述べ、草の根交流の意義を強調。毎年秋に北部九州3県と山口県、韓国の1市3道の首長が集う日韓海峡沿岸県市道交流知事会議について「大事にしたい」と語り、予定通りの開催を期待した。

 会議は1992年から毎年、日韓交互に開催し、日本側は福岡、佐賀、長崎、山口の各県、韓国側は釜山市、慶尚南道、全羅南道、済州道が参加。今年は長崎県内での開催を予定する。

 県によると、前回までの会議での合意に基づき、今月下旬に日本側の大学生が韓国を訪れた共同交流事業では、釜山市が受け入れを断り、7自治体で事業が行われるなど一部影響も出ている。知事は「こういう時だからこそ、しっかり(交流を)やっていかないといけない」と訴えた。

 県内を訪れる外国人観光客の6割を占める韓国人客の減少は、県内経済にも影を落としている。知事は「現状把握に努め、どういう形で施策を講じていくかを考えたい」と述べた。

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