「九月は日奈久で山頭火」 シンポ、街歩き、展示会…多彩な催し

西日本新聞 熊本版

 漂泊の俳人、種田山頭火(1882~1940)から称賛された八代市の日奈久温泉で、毎年9月に開かれている恒例イベント「九月は日奈久で山頭火」が31日に開幕し、20回目の節目を迎える。住民らでつくる実行委員会が主催し、9月30日までの期間中、シンポジウムや街歩き、句会、絵手紙などの展示会といった多彩な催しを繰り広げる。

 昭和初めの30年9月、同温泉に3泊した山頭火が、日記で「温泉はよい、ほんたうによい、ここは山もよし海もよし」とたたえたことにちなんだイベント。期間中、山頭火が投宿した当時の姿を今も残す旧木賃宿「織屋(おりや)」に、実行委メンバーが常駐し、茶の接待や中の案内(無料)をする。

 シンポは9月22日午後1時~4時半、日奈久ゆめ倉庫で。日奈久滞在中の句が確認されていない山頭火の句作の可能性を巡り、鳥津亮二・市立博物館学芸係長が「『大空』か? 『炎天』か? 再考、日奈久の山頭火」と題し講演。俳人を交えて座談会をする。参加費千円(高校生以下無料)。終了後、地元料理を味わいながら山頭火を語り合う交流会(5千円)もある。

 他の主な催しは、31日=オープニング(小中学生らの発表、くまモン登場)▽9月8日=日奈久街並み再発見(500円)、おりや句会(千円)▽同23日=山頭火バスツアー(昼食込み5千円)▽同29日=山頭火ウオーク(大人千円、中学生以下500円)。同温泉観光案内所=0965(38)0267(第3火曜休み)。

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