炎すり抜け体育館に車突入 アクション満載動画制作 糸田町

西日本新聞 筑豊版

 立ち上る炎の間を車がすり抜け、体育館に突っ込み爆発-。糸田町が知名度アップに向け、アクションシーン満載のPR動画を制作している。手がけるのは、東京で映像制作会社を営む永芳健太さん(47)。動画は11月末ごろ完成予定で、動画投稿サイト「ユーチューブ」などで公開する。

 永芳さんは旧筑穂町(現飯塚市)出身で、筑豊地区へのアクション映画撮影誘致を目指す「筑豊アクションプロジェクト」で爆破シーンの撮影イベントなどを企画している。永芳さんの取り組みに注目した糸田町が、地元の魅力を全国に発信しようと、永芳さんが代表の「オフィス・サムライカ」に制作を発注した。

 動画は、東京で暮らす夫婦と娘が主人公。定年退職を機に夫婦で故郷の糸田町に移り住むことになった父親が、町民体育館を舞台にアクションシーン満載の自主映画を製作。当初、引っ越しを嫌がっていた娘も自主映画を見たり、町の名所を訪れたりするうちに「楽しそうな町だな」と思い直す-というストーリーだ。

 永芳さんたちは20日、現在使われていない町民体育館で、父親が製作する自主映画のアクションシーンを撮影。犯人役が運転する軽乗用車がパトカーとカーチェイスを繰り広げた後、誤って体育館入り口に突っ込むシーンで、専門のプロドライバーらが参加した。

 PR動画には町指定文化財の金村神社や、全国大会への出場経験が豊富な和太鼓グループ「和太鼓たぎり」なども登場する予定。町地域振興課の森下喬広さんは「強く印象に残る動画になると思う。糸田を多くの人に知ってもらいたい」と話している。

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