大雨時「警戒レベル4」以上なら自動的に休校 福岡市の市立高校が判断見直し 福岡県教委は対応検証

西日本新聞 坂本 信博 福間 慎一

 九州北部の記録的大雨で気象庁が28日に福岡県などに大雨特別警報を発表した際、福岡市内の公立高校で臨時休校の判断が分かれたことなどを受け、同市教育委員会は、生徒の安全を最優先することを四つの市立高に再確認した。このうち福翔高は、避難勧告や土砂災害警戒情報など「警戒レベル4」以上なら学校から連絡がなくても休校とすることを生徒や保護者に通知した。

 市教委によると、28日は市立高4校のうち2校が休校、福翔高を含む2校は通常通りの登校だった。市教委の担当者は「学校の災害対応を検証して課題を洗い出す作業し、今後の対応に生かしたい」と話している。他の3校も福翔高と同様の対応を検討中という。

 本紙「あなたの特命取材班」には、九州北部の複数の公立高生の保護者から、休校の判断の遅さを指摘する声が寄せられていた。福岡県教委は「休校の判断が難しかった点や保護者からの苦情の有無など、学校の判断について検証を始めた」としている。

 佐賀県では、登校予定だった28校すべてが各校の判断で休校した。佐賀県教委は、学校が個別に判断するという方針は見直さないが、「今回、大規模に冠水するというめったにない状況になった。各校に対して、交通機関も含め、幅広い状況を踏まえた上でなるべく早く対応してほしいとあらためて周知した」(学校教育課)という。(坂本信博、福間慎一)

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