赤子健やかに 芦屋「八朔の節句」

西日本新聞 北九州版

 赤ちゃんの健やかな成長を祈る芦屋町の伝統行事「八朔(はっさく)の節句」(9月1日)を前に、同町西浜町の中西厚さん(68)宅にわらで作った縁起物の「わら馬」約100体が飾られている。

 300年以上続く節句は、今年1歳を迎えた子どもが対象。男児には、紙の武者人形と戦国大名の名を書いたのぼり旗を付けた「わら馬」を飾る。女児には米粉で動物や野菜などを作る「だごびーな」を並べる。中西さん宅では、初孫の壱之介ちゃん(1)のため、夫婦と友人が約2カ月かけて「わら馬」を作った。

 町によると、節句は芦屋港を拠点に中世以降全国を巡った商人が伝えたとされ、昭和初期は盛んに行われたが、現在は祝う家庭が減少。壱之介ちゃんの母親の美穂さん(32)は「伝統をずっとつないでいきたい」と話した。

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