セラピー犬が歓待 小倉北区「かたのだ子ども食堂」オープン

西日本新聞 北九州版

 「かわいい」「癒やされる」-。セラピー犬と触れ合える「かたのだ子ども食堂」が30日、小倉北区片野3丁目にオープンした。子どもたちに命の大切さを学んでもらおうと、市内を中心に活動するNPO法人ドッグセラピージャパン(野田久仁子理事長)が開設した。参加した子ども約20人には、カレーとわかめスープなども振る舞われ、会場に笑顔があふれた。

 同法人は、高齢者施設でセラピー犬と触れ合える機会を提供するなどの取り組みを行う。同法人によると犬と触れ合える子ども食堂は、全国的にも珍しいという。食堂開設には北九州市立大の学生も協力。食事の準備や子どもの世話をサポートした。

 訓練を受けた大型犬のゴールデンレトリバーやトイプードルなど3匹が登場。最初は触ることを怖がる子どももいたが、時間がたつと慣れていき、頭や体をなでたり、抱きついたりして大はしゃぎ。小林鈴奈ちゃん(3)は「大きな犬をぎゅっとした。また来たい」と笑顔で話した。

 食材はお米5キロが提供されたほか、フルーツ牛乳を「子どもたちの笑顔が見たい」という牛乳販売業の小原和仁さん=八幡西区=が提供した。

 その他の食材は同法人が自前でそろえたが、今後は食材提供先を探すという。野田理事長は「食事とセラピー犬で体も心も癒やしてほしい」と力を込めた。

 子ども食堂は来月から毎月最終金曜日に開く予定。参加費は中学生以下100円。高校生以上300円。

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