日本語教室に助っ人10人 鳥栖市 ボランティア30人態勢に

西日本新聞 佐賀版

 鳥栖市が開いている日本語教室「とすにほんごひろば-とりんす」で、外国人受講者にアドバイスするボランティア「にほんごパートナー」に市民約10人が加わった。市役所で1日、養成講座があり、市日本語教育アドバイザー貞松明子さん(63)が外国人にも伝わりやすい「やさしい日本語」を指導した。

 市は、人口に占める外国人の割合が県内20市町で最も多い。外国人が地域で暮らしやすいように、言葉だけでなく、生活に必要なルールや文化も理解してもらおうと、2018年度に「とりんす」を本格的にスタート。ベトナムやカンボジアなどの技能実習生や研修生、家族の延べ約200人が出席した。

 にほんごパートナーは、日本語を指導するコーディネーターを補助する役割で、より理解が進むように個別に外国人を手助けする。18年度には21人が登録しており、本年度は30人態勢となる。

 本年度は「買い物」「公共マナー」「防災」などをテーマに24回、同市本鳥栖町のとす市民活動センターで教室を開く。年賀状を書き、消防署や病院に行くことも予定する。

 1日の養成講座では、貞松さんが「外国人にとって、この教室は、地域における国際交流の拠点であり、情報集約の場です」と説明。やさしい日本語について「主語をはっきりとさせます。方言や敬語、漢語、カタカナ言葉は外国人に伝わりにくいので避けましょう」と述べた。

 参加者は「日本料理はお口にあいますか」といった例文を外国人が理解できるように言い換える練習をしたり、やさしい日本語で自己紹介したりした。病院職員の池田麻衣さん(42)は「外国人が『鳥栖に住んで良かった』と思ってもらえるようにアドバイスしたい」と話していた。 

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