ごみ出し弱者支援 玄関先まで出向き収集へ 行橋市

西日本新聞 北九州版

 行橋市は、集積所へのごみ出しが困難な高齢者や障害者宅のごみを玄関先まで出向いて収集する弱者支援事業を始める。指定日にごみが出ていない場合は、声掛けなどで安否確認もする。まず12月からモデル地区で試行し、市内全域に拡大する方針。今月、モデル地区の仲津校区で希望者の申請受け付けを始めた。

 対象者は原則、75歳以上の1人世帯や重度身体障害者など。大けがなどで動けない人の一時的な利用や、老老介護世帯なども認める場合があるという。市内には計1893カ所の集積所があるが、民家からの距離はまちまち。高齢者から「ごみを持って行けない」との訴えが複数あり、3年前から検討を重ねてきた。

 収集は各世帯とも週1回を想定。現行のパッカー車9台による運用とは別に、ダンプカーで高齢者宅を回る班を現要員で編成する。

 希望者には収集時に必ず声を掛けるほか、希望者以外でも2週続けてごみが出ない場合は声を掛け、応答がなければ緊急連絡先に電話して安否確認する。

 同様の行政サービスは、県内では北九州市や田川市、飯塚市、大牟田市などが既に実施。これら先行自治体を市が調査したところ、対象世帯の2~6%がサービスを利用していた。市は最大値の6%を想定し、モデル地区の対象583世帯のうち35世帯程度、市全域では218世帯程度が利用すると見込んでいる。

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