高田高、悲願の6位入賞 全国高校生そば打ち選手権

西日本新聞 大分・日田玖珠版

 「全国高校生そば打ち選手権大会」(東京、8月26日)に出場し、団体初入賞を果たした県立高田高(豊後高田市)の「高田そば打ちチーム」が4日、同市役所に佐々木敏夫市長を訪ね、3回目の挑戦でつかんだ「悲願」を報告した。3年の青山弥帆主将(17)は「本番では緊張し手が震えてしまい力を出し切れなかった。後輩たちにはもっと上を目指してほしい」と語った。

 国内有数の春そば産地として知られる同市は、そば粉8割に小麦粉2割の「二八そば」を提供する市内店舗に認証制度を導入したり、そば打ちの段位認定制度を作ったりするなど、そばを通じた地域振興を図っている。豊後高田そば生産組合も若い世代への浸透を図ろうと2016年10月、全国大会出場を高校側に打診。そば打ち経験のない生徒たちが集まり練習に励んだが、一昨年、昨年ともに全国の壁にはね返されていた。

 大会では、生徒4人がそば粉と小麦粉の計1キロを制限時間40分で「二八そば」に仕上げる。そばの出来栄えだけでなく、途中のそばの形状、片付けまでの動作が的確かなどを細かくチェックされる。このため今年は、各生徒が「水回し」「練り」など各工程を決められた時間内で正確にできるかに注力。指導する青山由香里さん(49)は「4人それぞれにある不得意な工程はあえてさせず、得意な工程だけを突き詰めさせた。チームとしてうまく機能できた」と話す。青山さんの戦術は奏功し、33チーム中6位入賞を勝ち取った。

 昨年も出場した青山主将は「各工程がほぼ時間通りにできた。そばの出来も含めて上位校に負けてないと思った」と手応えを語る。2年の安藤太一さん(16)は「先輩たちの思いがある。来年は上位入賞を目指したい」と前を向いた。

 報告を受けた佐々木市長は「後輩の皆さんにはさらなる高みを目指してほしい」と飛躍を期待した。

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