世界遺産登録1周年記念 100枚の写真で見る10年の歩み 平戸市春日集落

西日本新聞 長崎・佐世保版

 平戸市春日集落の案内所「かたりな」で、長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産登録1周年を記念した写真展が開かれている。登録までの10年間の記録写真約100点を展示。入場無料、11月30日まで。

 写真は時系列に並び、2007年に文化庁史跡担当調査官が視察に来た場面から始まる。「春日町まちづくり協議会 安満の里春日講」の設立総会(11年)は関係者の高揚感が伝わる一枚。都会の子どもたちの自然体験や地元の高齢者のさりげない日常を挟み、特産の棚田米を持参してのバチカン訪問(17年)、世界遺産登録の歓喜の瞬間(18年6月)へと続く。

 ほぼすべてに立ち会った春日講の前会長、寺田一男さん(69)は「歩みがよく分かり、懐かしい。バチカンでの緊張感が、同行してくれた指揮者、西本智実さんとの握手でほぐれたのを覚えている」と感慨深げ。

 会場を訪ねた京都市の会社員、長谷川弘明さん(31)は「ありのままの春日集落がすばらしい。『春日の魅力は美しい風景とそこで暮らす人たちの人柄』という解説文に心引ひかれた」と話した。

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