競輪選手の筋力アップ支援 シニア向け器具を生かし 久留米市、久留米大、パナソニックなど

西日本新聞 筑後版

 久留米市と久留米大、パナソニックなどは、産官学連携で久留米競輪(女子7人含む64選手所属)の選手の筋力アップ支援に乗り出す。久留米大とパナソニックがシニア向けに共同開発した脚の筋力トレーニング機器「ひざトレーナー」を使い、将来の賞金王や五輪出場を狙う。

 連携するのは、日本競輪選手会福岡支部と、高感度のガス分析装置を製造する日本エイピーアイ(東京)を加えた5者。

 2015年にパナソニックが発売したひざトレーナーは、太ももに巻いて使用する機器で、動作に合わせて電気刺激を与えることで、効率よく大腿(だいたい)筋を鍛えることができる。久留米競輪場に2台常備するほか、男女各3人の6選手に貸し出す。

 日本エイピーアイは、トレーニング中の選手の呼気などから、筋肉疲労の原因となる乳酸や脂肪が燃焼した際に出るアセトンのデータを収集、分析して、より効果的なトレーニング法につなげる。

 8月29日に市役所であった事業連携締結式には久留米競輪の所属で、2018年のガールズケイリン賞金女王の児玉碧衣選手(24)と内村舞織選手(21)も出席。児玉選手は「ひざトレーナーで無駄な脂肪を落として脚力を付け、ビッグレースで優勝できる選手になりたい」と語った。

 ひざトレーナーは、無重力空間で活動する宇宙飛行士の筋力低下を防ぐ技術をシニア向けに応用。着用して歩けば筋力増強でき、転倒リスクや膝への負担を軽減する効果が見込まれるとして製品化されている。

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