「死にたい」検索→相談窓口へ 県、自殺抑止へネット広告 当事者に直接呼び掛け

 自殺予防週間(10~16日)を前に、県はインターネットやツイッターで「死にたい」などの自殺関連語句を検索、投稿した利用者に、相談窓口につながる広告が表示される取り組みを始めた。検索エンジンの「検索連動型広告」などを利用したもので、自殺願望者を相談窓口に誘導し、自殺抑止につなげたい考えだ。

 大手検索サイトのグーグルやヤフーを使い、県内で「死にたい」「消えたい」「家を出たい」などの言葉を検索すると、利用者のパソコンやスマートフォンの画面に「知らない相手だから、なんでも話せるかも」などと相談を促すメッセージが表示される。クリックすると相談窓口「ふくおか自殺予防ホットライン」のページが開き、専門相談員に電話やSNSで相談することができる。広告は、検索エンジンは98、ツイッターでは35の関連語句と連動する。

 県によると、検索エンジンなどの運営会社は利用者の位置情報などを基に、県内からの検索、投稿を把握。県として、自殺の危険性がある人に直接、ネット上で思いとどまるよう呼び掛けることが期待できるという。

 厚生労働省の人口動態統計によると、平成以降では、県内の自殺者は1998年の1369人をピークに減少傾向で、2017年は818人、人口10万人当たりは16・2人(全国は16・4人)。ただ、30代以下は減少幅が少なく、横ばい傾向が続いている。県こころの健康づくり推進室は「悩みを抱える一人でも多くの人を相談に結び付けて、自殺防止につなげたい」としている。

関連記事

福岡県の天気予報

PR

開催中

映像シアター

  • 2021年7月17日(土) 〜 2021年7月29日(木)
  • 福岡市保健環境学習室 まもるーむ福岡

PR