雲海に浮く阿蘇の山々 

西日本新聞 熊本版

朝風になびくススキ野の向こうに広がる雲海。手前は円すい形の山容で知られる米塚、後方は北外輪山 拡大

朝風になびくススキ野の向こうに広がる雲海。手前は円すい形の山容で知られる米塚、後方は北外輪山

 阿蘇地域では9日朝、初秋の雲海が見られた。JR豊肥線の阿蘇駅から阿蘇山上へと続く県道を車で上ると、やがて霧が晴れ、朝風になびくススキの向こうに、ミルク色の雲海が広がっていた。

 放射冷却などによって生じる雲海は、春と秋に見られる。熊本地方気象台によると、阿蘇地域のこの朝の気温は22度前後。昼間はまだ残暑が厳しいが、朝晩は涼しく、秋の足音を感じさせる。

 大分県から南阿蘇村に移住した男性は「この時季、この一瞬の風景を見逃すまい」と早起きし、カメラに収めているという。平野部では稲田が黄金色に染まり始め、今月から稲刈りが始まる。草原では、香水のような香りがするサラシナショウマの白い花などを見ることができる。

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