「艦これ」経済効果に期待 佐世保で13-16日 イベント 来場2万人見込み 

西日本新聞 長崎・佐世保版

昨年3月の艦これイベントでは、佐世保市の商店街にファンの長い列ができた 拡大

昨年3月の艦これイベントでは、佐世保市の商店街にファンの長い列ができた

佐世保と福岡を結ぶ「艦これ」のラッピングバス

 人気オンラインゲーム「艦隊これくしょん(艦これ)」にちなんだイベントが13~16日、佐世保市の中心商店街などである。初めて開催された昨春は、2日間で延べ1万人のファンが押し寄せた。主催団体は「経済効果が見込めるまちおこしイベント。全国からのファンを温かくもてなして」と呼び掛けている。

 艦これは、旧日本海軍や各国の艦船を擬人化した女性キャラクター「艦娘(かんむす)」が敵と戦うゲーム。テレビや映画のアニメ作品になるなど、サービス開始から6年余りがたった今も根強い人気がある。かつて佐世保鎮守府に所属していた駆逐艦「時雨」をモチーフにした艦娘の人気が高いという。

 若手経営者でつくる「佐世保地方創生プロジェクトチーム」がゲームの評判を聞きつけ、運営会社に協力を呼び掛けてイベント誘致に成功した。

 初開催の昨年3月は、約3週間前に運営会社がツイッターで告知すると、瞬く間に情報が拡散。1万人を超えるファンが佐世保に集まり、各会場に長蛇の列ができた。一方で、地元に向けた告知はほとんどされなかったため、突然のにぎわいに戸惑う市民や商店主もいたという。

 今回は8月上旬に千葉県であったイベント会場で開催日程を発表した途端、佐世保市内の宿泊施設で期間中の予約が相次いだ。13、14日に市内で開く公式ガールズバンドの3公演は、約6千席が満席になった。

 プロジェクトチームは混雑、混乱した昨年の反省から、ファンを分散させようと、イベント関連のメニューを提供する飲食店を8店から30店に拡大。オリジナルグッズがもらえるスタンプラリーの会場も4カ所から10カ所に増やした。イベントの機運を盛り上げるため、佐世保-福岡の高速バスの車体に艦娘をデザインしたラッピングバスを走らせている。

 プロジェクトチームは4日間で延べ2万人の来訪を見込んでおり「イベントのついでに観光地を訪ねるなど、佐世保の良さを知ってもらうきっかけになれば、ファンも『また来たい』と思ってくれるだろう」と開催の狙いを話している。

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