決め手はバジルソース 熊本・津奈木町の石エビのブルスケッタ

西日本新聞 夕刊

 九州各地の農林水産物や料理が大集合するFood EXPO Kyushu(フードエキスポ九州)「九州うまいもの大食堂」が、今年も来月、福岡市の天神中央公園で開かれます。この時にしか味わえない各地の「旬」の味をシリーズで紹介します。

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 熊本県南部の津奈木町からは、毎年冬季にオープンする洋風カキ小屋「つなぎオイスターバル」が、「石エビのブルスケッタ」を携えてやって来る。不知火海に面した津奈木町で水揚げされる、ぷりっぷりのイシエビ。うま味と甘みでいっぱいだ。

 でもブルスケッタって何? 津奈木漁協の宮山徹さんいわく、「トーストの上に、さまざまな具をのせたイタリア生まれの軽食です」。温暖な気候で、リアス式の海岸に縁取られた津奈木町。「そんな景観を、九州の地中海と言ってくれる人も多いところから発想しました」

 味の決め手は、イシエビを引き立てるバジルソース。ベースになるバジルはもちろん、黒糖や塩、みそなどの調味料や、隠し味のカキのペーストも地元産にこだわった。価格は、大ぶりに切ったフランスパン2切れに具がのって500円(税込み)。食べ応えも十分だ。

 ラグビーのワールドカップ開催中に開かれる今年の大食堂。宮山さんは「海外からのお客さんにも食べてもらい、町の魅力を伝えたい」と、本番に向け試作を重ねている。

 ▼九州うまいもの大食堂 10月12~14日午前10時(初日は同11時)~午後8時(最終日は同5時)。事務局(福岡商工会議所内)=092(441)1119。

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