野鳥の豊かな表情111点 嶋田さんが写真展 九産大美術館

西日本新聞 ふくおか都市圏版

 野鳥撮影の第一人者、写真家・嶋田忠さん(70)の作品展が、九州産業大美術館(福岡市東区松香台)で開かれている。水中の餌を捕らえたり、雪の中で静かにたたずんでいたりと、多彩な表情を見せる鳥たちを記録した111点を展示している。10月20日まで。

 嶋田さんは埼玉県出身。現在は北海道千歳市を拠点に幅広く活動しており、パプアニューギニアなどにも何度も足を運んできた。野鳥の魅力を福岡の人たちにも伝えようと、同大関係者に打診して、6年ぶりに県内での写真展が実現した。

 撮影時には、周囲の風景に溶け込むよう、迷彩柄のテントの中で10時間ほど待ち構えるという。鳥が大きく羽ばたいた一瞬を高速シャッターで狙うこともある。氷点下20度と厳寒の北海道では、吐息や空気中の水分でくちばしの先が凍ったヤマセミを撮影した。

 会場では、枝の上でつぶらな瞳をレンズに向けるシマエナガや、極彩色の羽で雌の気を引く熱帯雨林の鳥たちなどの作品を展示。27日夕には昆虫写真家・栗林慧(さとし)さんと嶋田さんのトークショーもある。一般200円、大学生100円。高校生以下無料。月曜休館。同館=092(673)5160。 (宮下雅太郎)

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