修復の文化財、九博で特集展

西日本新聞 社会面

17世紀に描かれ、中国から伝わった長崎・春徳寺の「仏涅槃図」 拡大

17世紀に描かれ、中国から伝わった長崎・春徳寺の「仏涅槃図」

 経年や災害などによる劣化、破損を修復し、元の状態によみがえらせた文化財を集めた特集展示「文化財よ、永遠に」が10日、福岡県太宰府市の九州国立博物館文化交流展示室で始まった。11月4日まで。

 期間中、住友財団(東京)の助成によって維持・修復された国宝1件、重要文化財10件を含む九州・沖縄の彫刻、絵画、歴史資料計29件を展示。長崎・春徳寺の「仏涅槃図(ねはんず)」(10月6日まで展示)は解体、補色などに2年間をかけて修理。折れ目がなくなり、鮮やかな色彩がよみがえった。熊本地震で被災し、倒壊した千光寺(熊本県益城町)の「千手観音菩薩(ぼさつ)立像」なども並ぶ。

 開会式で島谷弘幸館長は「今、文化財の活用が叫ばれるが、それは保存修復があってこそ。時宜にかなった展示になった」とあいさつした。

 観覧料は一般430円など。NTTハローダイヤル=050(5542)8600。

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