東横イン上対馬に開業 初の本格的リゾート型 市が誘致 韓国人客の回復期待

西日本新聞 長崎・佐世保版 平江 望

 大手ビジネスホテルチェーンの東横イン(東京)にとって「初の本格的リゾート型ホテル」(渡辺憲二会長)となる「東横イン対馬比田勝」(243室)が10日、対馬市上対馬町西泊にオープンした。日韓関係の悪化で島を訪れる韓国人観光客が激減する中、地元からは波及効果に期待する声も聞かれた。

 国際高速船が発着する比田勝港から車で約5分の市有地を市が期限付きで無償貸与して誘致。8階建てで、屋上の天望デッキからは「日本の渚百選」に選ばれた三宇田浜の風光明媚(ふうこうめいび)な景色も一望できる。対馬の魅力をPRするため、在来種の「対州馬」飼育用の厩舎(きゅうしゃ)も併設。敷地内で、市から貸与された3頭を飼育する。

 客室はシングル39室、デラックスシングル147室、ツイン53室、デラックスツイン3室、車いすでも利用できるハートフルツイン1室。駐車場は77台が収容可能。東横インのホテルは対馬では2店舗目。

 式典には同社や市、県の関係者など約60人が出席し、渡辺会長は韓国人観光客について「半年ほどで風向きも変わってくると思う」と期待。比田勝尚喜市長は「市の誘致企業でもあり、国内客の誘客にも取り組んでいく。韓国人客の減少がいつまでも続くとは考えていない。対馬の観光に大いに役立つ」とホテルの完成を歓迎した。 (平江望)

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