障害者楽団、中洲ジャズ彩る 博多区のJOY倶楽部、14日初出演

西日本新聞 ふくおか版 坂本 公司

中洲ジャズに出演予定のJOY倶楽部ミュージックアンサンブルのメンバー 拡大

中洲ジャズに出演予定のJOY倶楽部ミュージックアンサンブルのメンバー

 福岡市・中洲地区の夜をジャズで彩るライブイベント「中洲ジャズ」(14、15日)に、地元を拠点に活動している知的障害者のバンド「JOY倶楽部ミュージックアンサンブル」が初めて出演する。今年で11回目を数える人気イベントの舞台で、プロサックス奏者とのセッションも行う。メンバーは音楽好きをうならせる演奏をしようと意気込んでいる。 (坂本公司)

 バンドメンバーは、福岡市博多区の障害福祉サービス事業所「JOY倶楽部」の利用者のうち32人。音楽活動を仕事とし、年50回ほど公演している。中洲ジャズへの出演は、障害の有無で分け隔てられることのない共生社会の実現を目指す市の事業「ときめきプロジェクト」の新たな取り組みとして依頼された。

 前もって観客の多くがJOY倶楽部と分かって聴いてくれる普段のステージ。音楽指導や編曲に当たるJOY倶楽部の職業指導員、森山知会里さん(34)は中洲ジャズについて「今回は事前情報を持たない“通りすがり”の人の心をどうつかむかがポイントになる」と語る。

 出演は14日午後6時10分から、博多区のキャナルシティ博多サンプラザステージ。20~30代のメンバー8人がキーボード、アコーディオンなどを担当、6曲を演奏する。「この素晴らしき世界」と「ラブ」のジャズスタンダード2曲は、サックスのプロ奏者、鬼塚康輔さんと一緒に奏でるセッションとなる。

 マリンバ担当の中島千晶さん(35)は「明るくノリノリで楽しめれば、どうとでもなります」と頼もしいひと言。ドラムの塩川真樹さん(26)は「しっかりした演奏を見せてお客さんを楽しませたい」と笑顔を見せた。

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 インドネシアの伝統打楽器「ガムラン」の演奏に取り組む福岡市東区の「Go On」も、市の事業「ときめきプロジェクト」の一環でイベント出演する。23人のメンバーが21日午後7時15分、「千年夜市」を開催中の清流公園(博多区中洲)で演奏を披露する。

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