パートナーの安否確認できる?トイレは… 災害時、LGBTが抱える不安

西日本新聞 黒田 加那

「災害時に全ての人が安心して避難できるようになってほしい」と語る三浦暢久さん 拡大

「災害時に全ての人が安心して避難できるようになってほしい」と語る三浦暢久さん

 「パートナーの安否が分からない状態になった時、私は家族として消息を教えてもらえるだろうか」―。毎年のように九州を襲う豪雨や台風などの災害。困窮する被災者の中で、見落とされがちなのが性的少数者(LGBT)への配慮だ。17日には福岡市で講演会が予定されている。(黒田加那)

 LGBT支援や啓発活動に取り組むNPO法人「カラフルチェンジラボ」(福岡市)で代表理事を務める三浦暢久さん(42)にとって、今一番気にかかるのは被災時のパートナーの安否確認だ。

 現在、同性カップルについては国が結婚を認めておらず、一部の自治体が公的に認めるパートナーシップ協定を結んでいるのが現状となっている。

 三浦さんには長く交際を続ける同性のパートナーがいる。離れた場所にいるときに大規模災害が起こり、携帯電話がつながらなかったら、婚姻関係のある「家族」でない自分は、相手の消息を知ることができるのだろうか。相手が病院に搬送された時は「家族」として扱ってくれるのか。不安は尽きない。
 

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