南阿蘇へ続く俵山ルート 全面復旧 地震から3年5ヵ月ぶり

西日本新聞 佐藤 倫之

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 熊本地震で被災した県道熊本高森線「俵山トンネルルート」(熊本県南阿蘇村-同県西原村、約10キロ)が14日、地震から3年5カ月ぶりに全面復旧し、同日から通行が再開された。南阿蘇地域と熊本市方面を結ぶ幹線道路で、九州自動車道の益城熊本空港インターチェンジ-南阿蘇の所要時間は35分に短縮。復興や観光再生につながる“動脈”として期待されている。

 2016年の熊本地震に伴い、同ルートでは俵山トンネル(約2キロ)が崩落し道路も寸断。トンネルは同年末に復旧したが、橋の架け替えが必要で、仮橋や迂回(うかい)通行を強いられていた。今月、最長の大切畑(おおきりはた)大橋(265メートル)の補修工事が終わり、全面復旧した。

 西原村で開かれた開通式で、蒲島郁夫知事は「20年度には新阿蘇大橋なども完成し、創造的復興が目に見える形になり、地域の将来像を考える時期を迎える」。県のPRキャラクター「くまモン」も加わったテープカットの後、関係者が大切畑大橋を車で通り、開通を祝った。(佐藤倫之)

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