赤装束の子 躍動の舞 玖珠町で「山下岩戸楽」

西日本新聞 大分・日田玖珠版 鬼塚 淳乃介

 玖珠町山下の山下大御神社で15日、秋の例大祭があり、秋晴れの下、地元住人らが勇壮な「山下岩戸楽」(県無形民俗文化財)を奉納した。

 山下岩戸楽は地元の庄屋によって伝えられたとされ、330年以上の歴史がある。現在は保存会(松本広美会長)が継承し、毎年秋に奉納している。

 この日は、衣装をまとった子どもや大人ら約50人が笛や太鼓などの音に合わせて地区内を練り歩く「道楽」を披露。境内で行われた「庭楽」では男性6人が力強い掛け声とともにつえを打ち合い、つえ先の爆竹を鳴らし、「コモラシ」と呼ばれる赤装束の子どもたち4人が前転や側転など躍動的な舞を見せると、集まった地区住民らから拍手が送られた。

 松本会長は「ここ2年は天候不良が続いたが、今年は晴天に恵まれた。無事奉納でき、ほっとしている」と笑顔で話した。 (鬼塚淳乃介)

大分県の天気予報

PR

PR

注目のテーマ