深いコクの汁かけご飯 福岡・大野城の鶏ぼっかけ

西日本新聞 夕刊

大野城の鶏ぼっかけ 拡大

大野城の鶏ぼっかけ

 福岡市の天神中央公園で来月開かれる、Food EXPO Kyushu(フードエキスポ九州)「九州うまいもの大食堂」。企画ブース「郷土の味わい」には、各地に伝わる家庭料理や農水産物を生かした料理が集まる。その中から今回は福岡県大野城市の「鶏(とり)ぼっかけ」(400円)を紹介しよう。

 同市上大利地区に古くから伝わる郷土料理。コトコトと煮込んだしょうゆ味の鶏肉を、ご飯にスープごと「ぼっかけ」る。いわゆる汁かけご飯だ。提供するのは、わが町の味を内外に伝えようと結成されたボランティアグループ「大野城鶏ぼっかけ隊」。

 大鍋にたっぷりとこしらえた鶏肉入りの茶色いスープ。炊きたてのご飯にかけると、食欲をそそる、なんとも言えない良い香りが漂う。汁と一緒にサラサラとかき込むと、ほどよい脂と深いコクのあるスープが、ほろほろの鶏肉とともにご飯に絡み、もう箸が止まらない。

 「昔から、親睦会や来客時のごちそうの締めに出していたそうです。今は、私たちも市内のイベントなどで作り方と味を伝えています。子どもたちも大好きで、もう一杯って、おかわりに来るんですよ」とメンバーの北田ゆかりさん。

 大食堂の会場でアルコールを楽しんだ方の締めは、ぜひこれで。もちろんランチにもぴったりです。

 ▼九州うまいもの大食堂 10月12~14日午前10時(初日は同11時)~午後8時(最終日は同5時)。事務局(福岡商工会議所内)=092(441)1119。

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