「進撃の巨人」銅像 日田市もGO ふるさと納税活用、案内看板やチラシ作成

西日本新聞 大分・日田玖珠版 杉野 斗志彦

 人気漫画「進撃の巨人」の登場人物の銅像を設置してまちおこしを図る市民団体の活動を支援するため、日田市は本年度からふるさと納税を活用した事業を展開する。当面は500万円を目標に寄付金を募り、設置場所の案内看板やチラシの作成などに充てる。

 同市のふるさと納税は、寄付者が「地域活性化」や「高齢化対策」「森林保全」などの使途を指定できる。この項目に新たに「進撃の巨人事業への支援」を加え寄付を募ることにした。

 「進撃の巨人」は、同市大山町出身の諫山創さんの作品。漫画の連載開始10周年を記念し、市民有志でつくる「進撃の日田まちおこし会議」が8月、登場人物の銅像3体を同町の大山ダムに設置するため、インターネットを通じて制作費を募るクラウドファンディング(CF)を始めた。

 諫山さんが銅像の原画を提供したり、CFの返礼品に協力したりしたこともあって、17日現在、既に目標の1400万円を上回る2240万円超が集まった。同会議は10月中旬までCFを続け、さらに市内各地に作中の街並みの一部や登場人物の銅像を設置し“聖地化”を進める計画だ。

 来春に予定する銅像の完成後は、多くのファンが訪れるとみられることから、市はまちおこしの好機と判断。銅像が建つ大山ダムへの案内看板の設置や、銅像や市の施設などを記したマップなどで側面支援する。さらに寄付が集まれば、銅像の周辺整備などにも充てていきたい考えだ。

 日田市地方創生推進課は「日田のまちおこしとともに、ふるさと納税で寄付を集めることで(返礼品による)地場産品のPRにもつながる」と期待している。(杉野斗志彦)

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