廃校の活用広げよう 有識者らの学会が研究会 28日に宮崎大で開催

西日本新聞 佐伯 浩之

 過疎化や人口減少などに伴い、全国各地で廃校となる学校が増える中、有識者で構成する「九州廃校学会」は28日午後1時半から、宮崎市の宮崎大木花キャンパスで第1回研究会を開く。廃校の校舎を利用した地域おこしの事例や取り組みなどの講演を通して活用法などを探る。入場無料。

 同学会は、会長の宮崎大地域資源創成学部の根岸裕孝教授(経済地理学・地域経営論)ら3人の有識者で昨年発足。廃校活用の情報を共有するために活用事業者らで既に設立されている「九州廃校サミット」と連携する。活用上の課題などを研究し、事業者に課題克服の方策などを還元するのを目的とする。

 当日は、「全国の廃校活用の動向と今日的課題」と題して、宮崎大地域資源創成学部の熊野稔教授が報告。九州や全国で地域づくりにかかわる企業家らが、廃校活用事例や取り組みを紹介する。また、根岸教授が「第1回九州廃校活用実態調査と廃校活用の課題」と称する一般報告を行う他、ディスカッションや懇談会(有料)もある。根岸教授は「研究会を通して、地域住民や行政、民間事業者と一緒に廃校活用の施策や地域づくりを考えたい」と話している。問い合わせと申し込みは根岸研究室=0985(58)7480。(佐伯浩之)

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