PVで観戦 熱狂の仲間入り ラグビーW杯 あす開幕 桜の戦士と心一つ

西日本新聞 ふくおか都市圏版 坂本 公司

日本代表の熱戦に約400人が声援を送った6日のパブリックビューイング 拡大

日本代表の熱戦に約400人が声援を送った6日のパブリックビューイング

桜のジャージー姿のファンなど大勢の熱気にあふれた会場

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の開幕がいよいよ20日に迫った。4年に1度の祭典がやって来る貴重な機会に、日本代表や好きなチームを応援して盛り上がりたい。熱狂するファンの仲間入りをできる場が、各地のパブリックビューイング(PV)会場だ。福岡市・天神にも数会場が設定され、買い物や帰宅の途中に立ち寄れそう。一足先に雰囲気を味わおうと、先日あったPVをのぞいてみた。 (坂本公司)

 天神のビル街の真ん中、ふくぎん本店広場に大型スクリーンが登場したのは6日夜。日本代表にとってW杯前最後の国際試合、南アフリカ戦(埼玉県で開催)を放映するPVが、県や福岡市、経済団体でつくるW杯福岡開催推進委員会の主催で行われた。

 キックオフ直前には既にファン約400人。日本代表の「桜のジャージー」を着た若者やビールを手にしたスーツ姿の会社員らが集結していた。

 「本番モード」の熱気の中で始まった試合だが、前半は苦しい展開。3トライを奪われ、会場には「やめてー」と悲鳴が響く。

 ハーフタイムに「まずは1トライで流れを変えて」と、桜のジャージー姿で観戦する小学5年瓜生敬悠君(11)=福岡市西区。瓜生君が挙げる反撃のキーマンは久留米市出身の流大選手だった。

 その流選手が途中出場した後半に日本が見せ場をつくった。相手のパスの乱れを突き、松島幸太朗選手が約50メートルの独走トライ。会場にため込まれたファンの熱気が一気に噴き上がった。

 結果は日本の敗戦。W杯前に教訓を得た形になったが、後半のPVの観客は肉弾戦を前に感情むき出しの声援。スクラムでは手拍子で選手を鼓舞した。一方、相手に206センチのフォワードが交代で現れると「おお~」と一斉にどよめいた。

 試合後、福岡市早良区の竹重暁奈さん(36)は「悔しいけど、本番での変化が楽しみ」と笑顔。偶然隣に座った同市東区の山尾亜梨沙さん(21)とは、観戦中に仲良くなったという。山尾さんは「大勢で見ると面白かった」と振り返った。

 PVはJR博多駅前のファンゾーンのほか、天神中央公園や福岡市役所前などでも開かれる。詳細は市HPのW杯情報(「福岡 ラグビー」でネット検索可)=http://www.city.fukuoka.lg.jp/shimin/s-jigyou/charm/rwc2019_2.html

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