反原発県議、三反園知事と「対決」 3年前の知事選で共闘 鹿児島

西日本新聞 河野 大介

 2016年の鹿児島県知事選で、現知事の三反園訓氏と脱原発に関する政策合意を結んで立候補を見送った平良行雄県議(共産)が、19日の県議会で初の一般質問に臨んだ。三反園知事誕生の後押しとなった候補一本化だったが、知事選後、三反園知事は平良氏の面会要請を避け続けた。平良氏は政策合意を守らせようと、今年4月の県議選で初当選し県議会に乗り込んできた。

 平良氏は議場で「原発を廃炉にする方向で取り組む」など5項目の合意文書をボードにして掲げて質問。川内原発の安全性などを検証する県専門委員会に「反原発派も加える」との約束が守られなかったとただしたのに対し、知事は「総合的に判断し、中立公正に技術的専門的見地から意見助言をいただける方を選任した」と答弁した。

 また、再三の面会要請に応じなかった理由をただしたが、知事は明確に答えず、「政策合意文書を踏まえながら、県民の安心安全を確保する観点から全力で取り組んでいる」と繰り返した。平良氏は「答弁になっていない」と再答弁を求めたが、外薗勝蔵議長が「答弁している」として認めなかった。

 平良氏は「知事の答弁は極めて不誠実で納得できない」と総括した。(河野大介)

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