「僕は欠陥人間」富野由悠季氏が命拾いした理由 監督インタビュー(中)「SNSは捨てろ」

西日本新聞 三重野 諭

鋭い視線でインタビューに答える富野由悠季監督(撮影・福間慎一) 拡大

鋭い視線でインタビューに答える富野由悠季監督(撮影・福間慎一)

 福岡市美術館を皮切りに、全国6つの美術館で開催される「富野由悠季の世界」展。福岡での開幕前日の6月、富野氏に次世代の制作者や人類への提言、地方論や戦争論などを語ってもらったインタビューをお届けする。(構成・三重野諭)

―福岡市博物館ではジブリ展が開催された。東京国立近代美術館では高畑勲展がある。アニメ関係の展覧会が美術館や博物館で相次いでいるが、どう感じているか。

 時代のすう勢として、ある意味当然だと受け止めている部分はあります。異議申し立てはないんです。ただ、そこで一つ困ったなと感じてるのは…(沈黙)。…上手に説明できるか分からないけれども、こういうふうにもてはやされちゃって、俗にまみれるような結果になるんじゃないのかなって。それだけは気をつけなくちゃいけないなと思ってる。

 我々の世代、つまりジブリを支えてきた世代と僕の世代は基本的に同じ。この世代はあと5、6年で死んでいくからいいんです。この後の人たちが、これで間違えるかもしれない。だから、「ジブリっぽく」とか「富野っぽくやっときゃいいんだ」ってところに堕ちていく傾向をつくらせたくないな、と思ってます。

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