恐竜博物館の予想図公開 長崎市 野母崎地区に21年10月開館

西日本新聞 長崎・佐世保版 徳増 瑛子

 長崎市は同市野母崎地区に2021年10月オープンさせる長崎恐竜博物館(仮称)のイメージ図を公開した。施設の特徴であるティラノサウルスをはじめとした恐竜の全身骨格化石の巨大レプリカが幾つも展示され、子どもたちが間近で親しめるようすが描かれる。一方、2年後に迫った開館の機運を高めようと、同市のJR長崎駅前ではさっそくレプリカを展示したイベントが23日まで開かれており、行き交う親子たちの目をくぎ付けにしている。

 市によると、施設の延べ床面積は約2500平方メートルで一部が2階建てとなる。レプリカなどの展示スペースは計1344平方メートルで、総事業費は現時点で約18億円を見込む。

 展示スペースは、地球の成り立ちから、恐竜の全盛期、衰退して生き残ったとされる鳥類に続く現代までの流れが分かる工夫が施される見通し。実際に化石に触れるスペースや恐竜の動きを再現したロボットが見られるコーナーも設ける。

 展示されるレプリカのうち、最大の目玉は、全長13メートルのティラノサウルスの骨格化石だ。米モンタナ州で発掘された「トリックス」と呼ばれるもので、国内では唯一の展示となる。

 オープンに先駆け、JR長崎駅前で開かれている「2019ながさき恐竜ミュージアム」では、全長8メートルの肉食恐竜アロサウルスや、5メートルの草食恐竜カンプトサウルスのレプリカを展示。長崎市内で発掘されたハドロサウルスの大腿(だいたい)骨やティラノサウルスの歯の化石に触れることもできる。

 会場を訪れた長崎市城山町の進藤春樹君(6)は「恐竜の顔が大きくてびっくりした」と声を弾ませた。(徳増瑛子)

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