五穀豊穣願い仲秋祭 日田市の大原八幡宮 みこしくぐり無病息災

西日本新聞 大分・日田玖珠版 鬼塚 淳乃介

 日田市田島の大原八幡宮で21日、殺生を戒め五穀豊穣(ほうじょう)を願う仲秋祭(放生会(ほうじょうえ))が始まった。25日まで。

 この日はお下り神事があり、氏子や地元の藤蔭高野球部員らが3基のみこしを担ぎ、八幡宮からお旅所までの約700メートルの道のりを神楽の音とともに練り歩いた。みこしをくぐると無病息災の御利益があるとされ、沿道で待ち受ける多くの見物客は次々とみこしをくぐっていた。

 みこし担ぎには、今年の全国高校野球選手権大会に県代表として出場した藤蔭高野球部の28人も参加。応援してくれた市民への感謝の気持ちを込めて一生懸命担いでいた。

 祭りは22日に子どもたちが本殿横に紙ちょうちんを下げる献燈祭(けんとうさい)、23日には大祭と境内の池にコイを放つ放魚祭があり、25日のお上り神事でクライマックスを迎える。(鬼塚淳乃介)

 

350年前の古地図展示

 大原八幡宮の参道沿いにある飲食店「大原屋」では350年前の同八幡宮が描かれた地図を仲秋祭期間中展示している。

 広瀬資料館の学芸員、園田大さん(41)が数年前、同八幡宮の書庫整理をしていたところ発見。大原屋の店主、財津喜充さん(51)と仲秋祭を盛り上げるべく、宮司に許可を取って展示することに。

 地図からは、現在とは正門が異なっていたり境内の池が今より小さかったことなど異なる点が多いことが分かる。園田さんは「大原八幡宮と放生会の歴史知ってもらうきっかけになれば」と話した。

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