「長崎の鐘」に願い込め 国際平和デー、県内各地で行事

西日本新聞 長崎・佐世保版 山本 敦文 徳増 瑛子

 国連が定めた「国際平和デー」の21日、県内各地で恒久平和を祈る行事が行われた。長崎市の平和公園では被爆者ら約20人が「長崎の鐘」を鳴らし、平和を願った。この日は市内の寺院や教会でも鐘が打たれた。

 国連は2002年から9月21日を「世界の停戦と非暴力の日」とし、全ての国と人々に敵対行為をやめるよう呼び掛けている。米ニューヨークの国連本部には、世界60カ国の子どもたちが集めた硬貨で鋳造された「平和の鐘」があり、この日に事務総長が鐘を慣らす行事が定着している。

 平和公園では、13年から「被爆者手帳友の会」などが中心となって実施。被爆者らは正午になると約1分間ロープを引いて、軟らかな音色を響かせた。一緒にロープを握った同市岡町の平野希さん(6)は「音がきれいで心に残った」と話した。

 大村市の大村護国神社境内でも平和デーに合わせた奉納揮毫(きごう)があり、地元の書道家佐藤鳳水さん(38)が和太鼓のリズムに合わせて「和顔愛語」の字をしたためた。(徳増瑛子、山本敦文)

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