中1で通い始めた柔道教室で、小4女子にひたすら投げられた

西日本新聞 社会面 入江 剛史

 中学1年で柔道教室に通い始めた。初心者ということで小学生と練習し、ひたすら投げられた。4年生の女子にも何度も倒され、ほどなく教室をやめた。彼女が後に金メダリストとなる谷亮子さんと知っていれば、そう傷は深くなかったかもしれない。

 自信を取り戻すため福岡高で始めたのがラグビーだ。50メートルを全力で走り、うさぎ跳びで戻る反復など「日本一きつい」と自任する練習に耐え、心身ともに鍛えられたことで早稲田大でも続けられた。泥だらけで共に戦った同志との関係は今も変わらない。私にはラグビーが欠かせない。

 多くの人にとってラグビーは縁遠い。国内のトップリーグの入場者数は伸び悩む。ワールドカップ(W杯)日本大会が20日開幕した。世界最高峰の戦いが身近で楽しめる。観戦の一助にと本紙ウェブでラグビー連載を始めた。この1カ月余りで日本ラグビーを取り巻く空気が変わることを願って。 (入江剛史)

●入江剛史デスクによるラグビー連載「ラガーマン記者が読み解くW杯」はこちら

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