大雨被災者「早めに避難」 交通機関乱れ、百貨店も夕方閉店

西日本新聞 佐賀版 野村 有希

 台風17号が九州に接近した22日、8月末に記録的な大雨に襲われた県内でも大雨や強風を警戒する動きが広がった。避難者からは「記録的大雨では膝まで水位が上がり、怖かった。今回は早めに避難した」との声が聞こえた。

 県内では同日午後6時時点で20市町が自主避難所101カ所を開設し、261世帯333人が避難した。

 記録的大雨で広範囲に浸水した佐賀市でも55世帯70人が避難。東与賀保健福祉センターに身を寄せた山田ユクノさん(82)は「最近の雨はどれだけ降るかわからない。早めの避難に越したことない」と話した。

 交通機関も乱れた。午前11時半以降に佐賀空港を発着する国内線の全便が欠航。JR九州でも、佐賀と福岡・長崎方面を結ぶ特急や在来線で遅れや運休が相次いだ。

 吉野ケ里歴史公園(神埼市・吉野ケ里町)は閉園を3時間繰り上げ、午後2時に臨時休園した。佐賀市の佐賀玉屋は、1時間半早い午後5時に閉店した。

 佐賀地方気象台によると、23日午後6時までに予想される24時間降水量は120ミリ。気象台は「8月末の大雨で土砂崩れが起きた場所は、まだ地盤が緩んだ状態が続いているので、気を付けてほしい」と呼び掛けている。(野村有希)

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