「山野の楽」披露 嘉麻市・若八幡神社

西日本新聞 筑豊版 座親 伸吾

 秋分の日の23日、嘉麻市山野の若八幡神社で、地元の小中高生らが、五穀豊穣(ほうじょう)などを祈願する県指定無形民俗文化財の伝統行事「山野の楽」を奉納した。

 山野の楽は770年以上前の鎌倉時代から続くとされる水神祭。しきたりで地元の青少年が毎年秋分の日に披露している。笛方や鉦(かね)方の囃子(はやし)の音が響く中、白と藍色の衣装に腰みのを着けてカッパの格好をした「楽方」12人が約2メートルの御幣竿(ごへいざお)を背負い、胸の締太鼓を鳴らして舞を披露した。小雨が降る天気だったが、多くの見物客も訪れた。

 8回目の参加だった稲築志耕館高2年の柳礼心さん(16)は「小学4年の太鼓から下積みして、今の楽方は3回目。雨が降ったけど、水神様のおかげで奉納できてよかった」と話した。22日には、山野の楽を経験した20、30代のOB9人が「多くの参拝者が来てほしい」と、若八幡神社の近くにある稲荷社に連鳥居9基や、夜間ライトアップ用の照明を寄贈した。(座親伸吾)

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