「新聞、読んでいますか」

西日本新聞 社会面 宮崎 祐樹

 「新聞、読んでいますか」。本紙が大学で開く新聞学講座に集まった約100人の学生で手を挙げたのはわずか2人。読む習慣がない多数派に理由を尋ねると「政治や国際関係は基礎知識がないと、理解できない」「難しい表現が多く読むのが面倒になる」。確かに思い当たる節はある。

 ただ、若者が世の中の動きに関心を失ったわけでは決してない。手元のスマートフォンには次々と速報が届くため、ニュースに触れる機会は思ったよりも多いという。事件や事故、スポーツ、新商品や新規開店に関する話題などはニーズが高いようだ。

 「新聞業界が生き残る策は?」。この問いにも多様なアイデアが寄せられた。「配信記事を読み意見を寄せれば、何かと交換できるポイントがたまるシステムを」「記事購読専用のタブレット端末を開発すれば、紙資源節約と輸送費削減につながる」。耳が痛い指摘もあったがヒントを得た気がした。 (宮崎祐樹)

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