干しダコ潮風にゆーらゆら 天草市五和町

西日本新聞 熊本版

 天草市五和町の海岸沿いで、マダコを天日で干す「干しダコ」作りが最盛期を迎えている。潮風にゆらゆら揺れ、日差しを受けてあめ色に輝いていた。

 干しダコは、天草地方で古くから生産される保存食。漁業を営む佐藤盛親さん(61)によると、水揚げ直後に船上で処理した新鮮なタコを、竹ざおで干して約1週間で完成する。

 小さく刻んで、酒やしょうゆ、みりんなどで味付けし、米に入れて炊くと、磯の香りが染みた「タコ飯」に。タコ本来の味が濃縮されて、おいしくなるという。

 佐藤さんは「今年はタコが小ぶり。盆過ぎからの天候不順で、干す回数も少なく残念」と話す。作業は10月初旬まで続く。(金子寛昭)

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