福岡選手の父「言葉にならない感動」 ジャパン勝利、九州も熱狂

西日本新聞 社会面

 ◆ラグビーワールドカップ(W杯)1次リーグA組 日本19-12アイルランド(28日・静岡スタジアム)

 ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会で日本が強豪アイルランドを破る大金星を挙げた28日、九州でも多くの人たちが声援を送り、歴史的勝利に熱狂した。

 決勝トライを決めた福岡堅樹選手(27)の出身地、福岡県古賀市のパブリックビューイング会場には、「福岡選手ガンバレ」と書かれた地元小中学生の寄せ書きや千羽鶴が飾られ、200人近い人たちが見守った。

 試合後半、福岡選手が投入されると「よしきた、待ってたよ!」と会場に拍手が湧き起こった。福岡選手がトライを決めると「やったー」「すごすぎる」と大歓声に包まれた。

 福岡選手の父、綱二郎さん(61)は試合後、「これだけ大勢の応援の中で最高のトライを決めてくれて、言葉にならない感動。番狂わせの勝利だと思う」と声を震わせた。母のぶさん(55)も「一番いいところでボールをいただいて、応援のおかげでトライできました」と顔をほころばせた。

 JR博多駅前広場(福岡市)の大型ビジョン前でも、雨が降る中、日本代表のユニホームを着た子どもやビールを手にした人ら約4200人が集まった。

 福岡が拠点のラグビークラブに所属している同市早良区の小斉平義彦さん(38)は「前回大会で南アフリカを破った奇跡の再来。大きな白星なので、全勝して決勝トーナメントに進んでほしい」と期待した。

 福岡県飯塚市から家族と駆け付けた井上蒼一郎君(10)は地元のジュニアチームに所属。松島幸太朗選手が憧れといい、「きょうの松島選手のように走れる選手になりたい」と目を輝かせていた。 (今井知可子、小林稔子)

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