50万筆目指し決意新た 核廃絶「ヒバクシャ国際署名」後押し 県民の会発足3年

西日本新聞 長崎・佐世保版 西田 昌矢

 核兵器廃絶を求める「ヒバクシャ国際署名」を推進する「県民の会」の記念集会が28日、長崎市内であり、2016年9月の発足以来、34万4422筆の署名が集まったことが報告された。20年9月までに50万筆集める計画で、達成に向けて参加者約100人が決意を新たにした。

 署名活動は16年4月に始まり、県民の会はこれを後押しする狙いで同年9月26日に発足。毎月26日に街頭で署名を集めている。

 記念集会では、10歳で被爆した下平作江さん(84)が講演。原爆で母と姉、兄を亡くしたこと、生き残った妹が病気や差別に苦しみ自殺したことを語り、「二度と戦争のない世界をつくっていくことが私たちの使命」と呼び掛けた。

 同会の田中重光共同代表(78)は米ロの中距離核戦力(INF)廃棄条約が失効し、新戦略兵器削減条約(新START)の期限延長も危ぶまれている現状に危機感を示し、「長崎から核廃絶運動を再スタートさせる」と宣言した。(西田昌矢)

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