王塚古墳 特別公開前に学生が“だまし絵” 通路に立体的に描く

西日本新聞 筑豊版 長 美咲

 10月19、20日に国特別史跡の王塚古墳(桂川町)が特別公開されるのを前に、九州産業大造形短期大学部の学生らが28日、同古墳と王塚装飾古墳館を結ぶ通路に、目の錯覚で立体的に見えるだまし絵を描いた。

 王塚古墳は6世紀半ばに造られたとされる前方後円墳。赤、黄、緑など5色の顔料で星や騎馬などの文様が鮮やかに描かれている。奈良県の高松塚古墳とキトラ古墳と合わせ、日本三大装飾古墳といわれる。

 学生らによるだまし絵の作成は3回目で、今回は約30人が令和などをテーマにした四つの作品を描いた。黄禧晶准教授は「毎年恒例の祭りに参加できてうれしい。当日は、見るだけでなく写真を撮影してアートを楽しんでほしい」と話した。作品は29日に完成予定。

 王塚古墳の特別公開に合わせ、竹原古墳(宮若市)▽水町遺跡群(直方市)▽川島古墳11号墳(飯塚市)▽小正西古墳(同)▽沖出古墳(嘉麻市)▽伊方古墳(福智町)▽夏吉古墳群1・21号(田川市)▽建徳寺2号墳(大任町)▽戸山原古墳1号墳(川崎町)も公開。時間は両日とも午前9時半~午後4時(夏吉古墳群は20日のみ)。無料で、ボランティアによるガイドやイベントも予定されている。 (長美咲)

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