直方にキッチンカーステーション にぎわいづくり挑戦

西日本新聞 筑豊版 安部 裕視

 福智山を望み、遠賀川河川敷につながる直方市殿町の市役所そばの一角にキッチンカーのステーションがある。今春に「元気なまちづくりの旗振り役に」と、同市でイベントの企画・運営などを行う会社「のおがたあーす」を立ち上げた二坂満理子さん(50)が、活動の一環で設けた。

 ステーションが位置するのは商店街から離れた空き地だったが、二坂さんは「何もない所でもにぎわいや人がわくわくする気持ちをつくれる」と、自らキッチンカーを常駐させ、カフェ「Cocotte」を営む。周囲には官公署や民家。にぎわいになる力と見込んだのがロケーションだ。

 「ここから見る景色は素晴らしい。直方の自慢」と二坂さん。遠賀川の両岸に河川敷が広がり、春には桜や菜の花、チューリップを、夏の花火大会では打ち上げ花火を楽しめる。11月17日に「直方北九州自転車道」が開通し、一帯を回遊するサイクリストが増えていくとの期待がある。

 7月からの毎週水曜日、ステーションには「Cocotte」のほか、2台が集まり、ランチスポットとなっている。北九州市八幡西区の安徳清久さん(54)が営む「本城ぷりん」がレギュラー。残りの1台は週替わりで福津市からハンバーガーやキューバンサンド、唐揚げを販売する車が登場する。

 今夏の花火大会時にも出店した安徳さんは「ここを目的に集まる人をつくるのはなかなか難しいことだが、大きな可能性を持っている」と話す。二坂さんはSNSを活用しながら出店情報などを発信し、「少しずつ認知されてきた。ここでのいろんな展開を考え、わくわくする気持ちを伝染させていきたい」と挑戦を続ける。検索サイトで「直方 Cocotte」と入力を。 (安部裕視)

   ◇    ◇

14日に「お月見ヨガ」も

 「月明かりの下で心と体をリラックスさせましょう」と、「お月見ヨガ」が満月の夜となる14日午後6時~7時半に直方市役所そばの遠賀川河川敷で開かれる。二坂さんが代表を務める「のおがたあーす」の主催。ヨガマットと「Cocotte」のオリジナルドリンク付き。

 講師は金澤麻衣さん。「offshore-style」を主宰し、岡垣町や北九州市をメインに活動する。9月には、芦屋町の芦屋海水浴場で響灘に沈む夕日を眺めながらヨガを楽しむ「サンセット(夕暮れ)ビーチヨガ」を開いた。

 金澤さんは「遠賀川河川敷はロケーションがきれい。福智山を背に昇っていく満月をイメージし、ゆったりとリラックスしながらのヨガを楽しんでもらいたい」と呼び掛ける。

 参加は検索サイトで「こくちーず お月見ヨガ」と入力して申し込む。参加費は2000円(中学生以下1000円)。

福岡県の天気予報

PR

福岡 アクセスランキング

PR

注目のテーマ