人事マル秘文書 全職員に誤送信 熊本市、上下水道局33人分

西日本新聞 社会面 長田 健吾

 熊本市上下水道局の給排水設備課副課長が、課の全職員33人分の氏名や人事評価、異動希望が書かれた書類のデータを、上司にメールで送信しようとして、同市の全職員約5千人に誤送信していたことが1日、同市への取材で分かった。「あなたの特命取材班」に情報提供があった。

 誤送信されたのは、昨年度の人事異動内申書。職員本人と上司しか見ることができない「マル秘」文書として扱われていた。

 同課によると、9月30日午前、副課長が内申書が保存されたファイルをメールに添付し、課長に送信しようとしたが、誤って全市職員に一斉送信。約5分後、他部署の職員からの指摘で発覚した。その後、メールを開けなくする措置を講じた。副課長は「確認せずに送ってしまった」と話しているという。ファイルのパスワード設定などはされていなかった。

 北村竜彦課長は「今後は個人情報を含むファイルを暗号化し、誤送信がないよう指導を徹底していく」としている。 (長田健吾)

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